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投稿日: 2009年01月16日(金) 投稿者: 世界の医療団(メドゥサン・デュ・モンド)
2008年9月22日にエチオピアのオガデン地方で誘拐され、その後ソマリアで拘束されていた世界の医療団の専門家ボランティア2名が1月7日に解放された。本件に関する記者会見が2009年1月10日14時(フランス時間)にピエール・ミケレッティ同団体会長、赤羽佳子、ウィリアム・スールズとともに開催された。
*** ピエール・ミケレッティ会長 発言要約 ***
「日本人医師、赤羽桂子32歳、オランダ人看護師ウィリアム・スールズは2008年9月22日エチオピアで誘拐された。その直後にソマリアに移され、モガディシオ周辺に108日間に渡って拘束されていた。」
「赤羽佳子とスールズ両名は1月7日に解放された。私たちは、彼らの身体的、そして特に精神的な強さ、また置かれていた状況への対応の仕方に非常に驚かされている。」
「身代金などの金銭的な取引については、世界の医療団も関係国の政府も一切応じていない。ソマリア社会は非常に複雑である。私たちは、解放を目指しこの複雑な社会において用いることのできる、あらゆる方法を駆使してきた。ここに、この解放を可能に導いた全ての人々に感謝するものである。」
「フランス本部と常に連携し、ナイロビとアジス・アベバのスタッフ、オランダと日本各支部は、二人の同僚の解放が一刻も早く実現されるように絶えず取り組んできた。」
「世界の医療団は日本、オランダ両国の大使館そして政府と、緊密なコンタクトを取り続けてきた。両国の非の打ち所のない支援に感謝する。一方で、世界の医療団内部に設置された緊急対策チームがボランティア二名の家族との継続的な連絡を担ってきた。ご家族に対し、この厳しい日々の間、変わらずに私たちを支えてくれたことに心から感謝するものである。」
「最後に、今もなおソマリアで拘束されている他の人道支援団体に所属するボランティアの方々への喚起を促したい。私たちは、それらの関係する団体を支援し、拘束されている方々の一刻も早い解放を望んでいる。赤羽とスールズと同様にあらゆる人道支援の活動家の誘拐は理解できるものではなく、非論理的であり、断じて受け入れられない。」
「我々の同僚二人の誘拐は人道支援に携わる団体が直面している新たな諸課題を改めて示すものである。非政府組織がますます暴力行為の対象となっているということだ。」
*** 該当地域での世界の医療団の活動について ***
エチオピアでは既に事業を展開していたが、2007年に新たにオガデン地方でのプライマリーヘルスケアに関する事業を開始した。
事業目的は、ケブリ・デアールの病院スタッフ、保健事業関係者、周辺地域の医療機関における伝統的な助産師の育成を通じて、保健システムを強化することにある。また、医療を受ける環境から孤立した住民たちが医療(治療および産前健診)へアクセスできるよう、モバイルクリニックで地域を巡回している。
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